お知らせ news

#48「東山自動車学校における標識って?出題される試験や例文をご紹介」

自動車免許取得を目指す方の中には、標識を覚えるのが不安な方も少なくないでしょう。そんな方もご安心ください。東山自動車学校では、授業や試験で標識・標示について繰り返し学ぶ機会がたくさんあります。

今回は、特に標識・標示に関する問題に着目してよく出題される標識・標示問題や、間違えやすいポイントをご紹介していきます。ぜひ参考にして実際の問題に臨みましょう!

自動車学校の標識・標示の学び方

自動車学校では、学科教習や技能教習を通じて標識と標示の理解を深めることが求められます。標識と標示は日常的な運転における安全確保に直結しており、その正しい意味を理解することが、安全運転の第一歩だからです。そのため東山自動車学校でも、単に標識・標示の意味を知識として覚えるだけでなく、実際の運転にどう応用するかを重視した教習が行われています。

わかりやすく学ぶ基礎学習

標識には、大きく分けると本標識と補助標識の2種類があり、更に本標識の中には規制標識、指示標識、警戒標識、案内標識の4種類があります。それぞれの標識に意味や役割が決められているので、しっかり理解することが大切です。基礎学習は、まずそれらの種類に属する標識と意味を正確に覚えることから始まります。東山自動車学校では、視覚的な教材や標識を使った説明を行い、教習生のみなさんが直感的に理解できるよう工夫しています。

基本走行での標識訓練

学科だけでなく、実際の走行中に標識・標示を瞬時に判断する能力を学ぶことができます。標識・標示を見てわかるだけでなく、実際の運転で標識・標示どおりの行動ができるように訓練を行います。

例えば「一時停止や一方通行の標識を見逃さないこと」「踏切ありの標識を見つけたら、安全に踏切を通過するために行わなければならないことを注意する」など頭で理解しつつ、すぐに行動に移せるよう反復して練習することがポイントです。

東山自動車学校の標識・標示の問題が出る試験

東山自動車学校では、標識・標示に関する問題が様々な試験で出題されます。標識・標示に関する試験は第1.第2段階の効果測定、仮免許試験、本免許試験のそれぞれの段階で、標識・標示に関する問題が多く含まれており、これらに正確に答えられるかどうかが、合格のポイントになるでしょう。

各試験では、問題数など異なる形式で標識・標示問題が出題されるため、それぞれの特徴に合わせて準備しましょう。

効果測定

東山自動車学校では、第1段階目と第2段階目の効果測定で、標識・標示に関する問題が出題されます。第1段階目の効果測定では、試験問題は50問出題され、そのうち10%前後は標識・標示に関する問題が出題されます。

ここでは、基本的な標識・標示の知識が十分に備わっているかどうかが重要です。また、卒業前に実施される第2段階目の効果測定では、問題数が95問に増え、その中で10%前後が標識・標示に関する問題となります。より広範囲にわたる標識・標示の知識が求められ、基本的なものから応用的な問題まで幅広く出題されるため、標識・標示の意味を網羅的に理解して試験に挑むようにしましょう。

仮免許試験

仮免許試験では、第1段階の効果測定と似た問題が出題されます。実際の運転シチュエーションを考慮した問題が多く出題されます。標識・標示の知識は、これらのシチュエーションでどのように運転すべきかを判断するための重要な要素となります。

仮免許試験の問題は全体で50問出題され、そのうちのいくつかは標識・標示に関連する問題です。標識・標示問題においては、運転者がどのような行動をとるべきか、またその行動がどのように交通の安全に影響するかを理解することが重要です。標識・標示問題に正確に答えられるかどうかは、合否に大きく影響するため、ここでも標識・標示を正確に覚えることが必要不可欠です。

本免許試験

本免許試験は、自動車学校卒業後に行われる最終的な試験で、より高度な標識・標示の理解が求められます。本免許試験では標識・標示の基礎的な知識に加えて、標示に関する問題や応用的な問題も多く出題されます。

運転者としての判断力が試されており、単に標識・標示の意味を知っているだけでなく、実際の交通状況において、それらの標識・標示がどのように影響を与えるのかを問うような問題も多いです。

本免許試験では、95問のうちいくつかが標識・標示に関する問題であり、これは卒業前の効果測定と同様、広範囲な標識・標示の知識が問われます。

標識や標示を正確に理解し、交通ルールを守るための正しい運転行動を取れる能力が求められるため、試験対策として過去問や効果測定から多様な問題に慣れておくことが重要です。

試験で間違えやすい標識・標示問題を一挙紹介!

標識・標示問題は頻繁に出題されるもののひとつです。標識・標示の名前や意味を正誤式で解答しなければなりません。今回は、実際の試験で出やすく、なおかつ東山自動車学校でも重点的に解説をしている最新の「間違えやすい問題」を、WEB学習システムの例題からご紹介します。

【標識編】出題される例題

次の標識の画像を見て、説明文があっているか間違っているか正誤を答えてみてください。

図の二つの標識は、正面から見た場合同じ意味である。

【正】

この標識は「車両通行止め」と「車両進入禁止」です。正対した場合は、その道路を通行できないか、進入できません。「この先へは行くな!」という意味ですから同じです。

図の標識のある道路でも、一般原動機付自転車は通行できる。

【正】

この標識は「二輪の自動車以外の自動車通行止め」です。名前の通り、大型自動二輪車、普通自動二輪車以外の自動車の通行を禁止したもので、自動車以外の原動機付自転車や軽車両の通行は禁止していません。

図の二つの標識は、同時に後退も禁止している。

【誤】

この標識は「転回禁止」「横断禁止」です。転回禁止なら転回のみ、横断禁止なら横断のみを禁止しており、後退は禁止していません。

図の標識は、通行している道路と交差する前方の道路が優先であることを示している。

【誤】

通行している道路が「優先道路」であることを示します。

図の標識は、この先で道路工事を行っており、通行できないことを示している。

【誤】

道路工事中であることを示しており、通行止めであることは示していません。

【標示編】出題される例題

図の標示は、「立ち入り禁止部分」である。

【誤】

停止禁止部分です。

図の標示は、安全地帯または路上障害物に接近しつつあることを示している。

【正】

図の◇の標示は、前方に横断歩道や自転車横断帯や交差点があることを示している。

【誤】

交差点があることは示していません。

図の▽の標示がある道路が優先道路である。

【誤】

この標示がある道路と交差する前方の道路が優先であることを示します。

図の標示は、転回禁止の規制が終わったことを示している。

【誤】

この標示は転回禁止です。規制区間の終わりを示すものではありません。

これらの問題は試験にそのまま出題されるとは限りませんが、基本的な標識・標示の意味を理解しておくことで、応用問題にも対応できるようになるでしょう。

まとめ

自動車学校の学科試験では、標識・標示問題は必ず出題されるため非常に重要な部分を占めます。 特に間違えやすい問題や苦手な範囲まで確実に覚えて、得点を確保しましょう。

東山自動車学校では、効果測定や仮免、本免試験を通じて出題される実践的な標識・標示問題について、日常の運転シチュエーションを意識した丁寧な解説を行っています。学科教習の授業をしっかり聞き、過去問題を何度も解いて、知識を深めるようにしてみてください。そして、不安がある場合はいつでも東山自動車学校にご相談ください!