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#41「自動車学校のキャンセル料金はどのくらいかかる?料金相場や発生してしまった時の対応方法を解説」

自動車学校で予約していた教習をキャンセルした際に発生するのが「キャンセル料」です。事前に教習を予約していたものの当日になって他の用事が入ってしまったり、体調不良になってしまったりしてキャンセルをしなければならなくなってしまった場合には、どのくらいキャンセル料がかかるのか、いつまでに支払わなければならないのか、不安に感じている方もいるでしょう。

今回は、自動車学校のキャンセル料について、料金相場や発生してしまった場合の対処法を解説していきます。

自動車学校のキャンセル料金とは

世の中のサービスを利用する際に、事前に予約していたサービスをキャンセルすると「キャンセル料金」が発生する場合があります。自動車学校においても教習の予約をキャンセルした場合には、キャンセル料金がかかる可能性があります。

自動車学校がキャンセル料金を設定する理由は、主に以下の2つです。それぞれ見ていきましょう。

・無断欠席の抑制
・他生徒への教習進捗の防止策

無断欠席の抑制

キャンセル料金の設定には、教習の当日になっての急なキャンセルや無断キャンセルを防止する狙いがあります。基本的に技能教習は、生徒と指導員のマンツーマン体制で実施される場合が多いです。だからこそ生徒側は、技能教習を受講したい場合は事前予約が必要になります。

一方で、自動車学校側にも教習日程に合わせて指導員のスケジュールを押さえるといった手間が発生します。指導員を配置することによって人件費が発生し、もしキャンセルが発生すれば自動車学校にとっての損失になってしまいます。

キャンセル料を設定することによって、生徒のキャンセルへの心理的ハードルを高め、気軽にキャンセルできないようにする狙いがあるのです。

他生徒への教習進捗の防止策

キャンセルが発生すると、自動車学校の教習スケジュールに空きができてしまいます。キャンセルによって発生した空白の時間は、本来であれば他の生徒が教習に当てられたはずの時間です。

自動車学校には、急なキャンセルによるスケジュール空きを防止するために「キャンセル待ち」という制度を設け、仮にキャンセルが出ても他の生徒が代わりに教習を受講できるシステムを作っています。しかし、キャンセル待ちに切り替えるにしても手間がかかりますし、予約は満枠埋まっていてもキャンセルが多発することは運営する側としては好ましい状況ではありません。

キャンセル待ちによる他生徒の教習機会の損失を防止するためにも、キャンセル料金が設定されているのです。

キャンセル料金の一般的な相場

実際に予約した教習をキャンセルした場合にかかるキャンセル料金がいくらなのか解説していきます。

自動車学校によって値段に差がある

キャンセル料金は、通う自動車学校によって異なります。高額なところでは6,000円ほどかかってしまう学校もあれば、1,000円ほどと安価な学校もあります。おおよそ1回のキャンセルで、数千円のキャンセル料金が発生する場合が多いです。

自動車学校のパンフレットやHP等、通う自動車学校のキャンセル料金設定については必ず記載されていますので、入校する前に事前に確認しておき認識違いによるトラブルの起きないようにしましょう。

なお、東山自動車学校の教習キャンセル料金は、平日1時限につき1,000円です。(一部例外を除く。)

キャンセルのタイミング次第で値段が異なる場合も

キャンセル料金は、キャンセルしたからといって必ず発生するというわけではありません。むしろ、教習の数日前など余裕を持ってキャンセルをすればキャンセル料金がかからない場合が多いです。キャンセルに料金がいつ発生するかは自動車学校によって異なりますので、自分の通う自動車学校に確認しておくことが大切です。

一方で、無断欠席や当日キャンセルなどにはキャンセル料金が設定されている可能性が高いといえます。特に、無断欠席や悪質と見られるケースは高額なキャンセル料金が設定されます。もし、体調不良や電車の遅延といったやむを得ない事情で教習をキャンセルするのであれば、マナーとして早めに自動車学校に連絡しましょう。

キャンセルが発生した時の対応方法

実際にキャンセル料金が発生してしまった場合の対処方法について解説していきます。

キャンセル料の支払い方法

キャンセル料金の設定同様、支払い方法も通う自動車学校によって異なります。よくある支払い方法としては、次回教習時に支払う、先に支払っていた教習料金の中から差し引かれるといったケースがあります。特に、前払いした金額からキャンセル料金が引かれている場合は、知らずに放置しているとある日いきなり教習を受けられなくなる可能性もあるため、キャンセルした際には、都度確認することが大切です。ほかにも、現金払いや銀行振込など支払い方法は自動車学校で異なりますから、キャンセルしてしまった場合は自動車学校に問い合わせましょう。

キャンセル料金を払わなかった場合

キャンセル料金が発生したのにも関わらず支払いを行わなかった場合、次回の教習が受けられなくなるといった対応をする自動車学校が多いです。次回教習を受講できなくなっていることを知らずに教習を予約すれば、再度キャンセルとなりまたキャンセル料金が発生するといった事態に陥ってしまう可能性もあります。

法令上、教習期限は「9ヶ月を超過しないこと」と原則的に定められています。キャンセル料金を延滞し続け教習期限を過ぎれば、教習過程を最初からまた受け直すことになってしまうかもしれません。

自動車免許をスムーズに取得するためにも、まずはキャンセルをしないように気をつけ、もしキャンセルしてしまった場合にはなるべく早く支払うことを心がけましょう。

東山自動車学校ならweb上でキャンセルができる

東山自動車学校なら翌日以降の技能教習の予約についてはweb上でキャンセル処理が可能です。電話やメールなどで直接連絡することなく手続きを完了できるため、トラブルややむをえない状況下でキャンセルをしなければならなくなっても、すぐにキャンセルができます。ご興味のある方は、ぜひ一度お問合せください。

まとめ

今回は、自動車学校のキャンセル料について解説しました。キャンセル料は、生徒のキャンセルを気軽にできないように抑制し、自動車学校の無駄なコストの発生を防ぐといった狙いがあります。
しかし、キャンセルすることによって他の生徒の教習機会を奪うことになるなど、自分以外にもデメリットがあるため、なるべくキャンセルはせずに、もしどうしてもしなければならない場合は早めにキャンセル手続きを行いましょう。