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#40「高校生でも運転免許は取得できる?取得までの期間や注意点をご紹介」

法律上、16歳以上なら原付、18歳以上なら普通自動車など免許取得が可能になります。しかし、年齢的には問題なくても高校生でも免許は取れるものなのでしょうか。自動車免許に興味はあっても「いつからなら自動車学校に行っていいのか」「免許取得までにどのくらいの期間が必要なのか」など、いまいちわからない方も多いはずです。

そこで今回は、高校生でも運転免許は取得できるのか、取得までの期間や自動車学校に通う際の注意点などをご紹介します。

高校生でも運転免許を取得できる?

まず運転免許を高校生の間に取得することはできるのでしょうか。ここからは高校生の間に免許を取得するための条件や取得可能な免許の種類についてご紹介していきます。

原付/普通二輪は16歳以上、普通車/大型二輪なら18歳以上で取得が可能

高校生であっても、取得したい運転免許の規定年齢を満たしていれば取得することが可能です。普通自動車や大型二輪免許であれば18歳以上、原付や普通二輪であれば16歳以上で運転免許を取得することができます。しかし、学生であれば学校によって校則で運転免許の取得に関する決まり事が定められている場合があるため、あらかじめ確認しておく必要があります。

高校三年生になれば、進路選択で就職を選ぶ方もいます。高校卒業後に社会人になる場合は、就職して忙しくなる前に免許を取得しておきたいと考え、自動車学校に入校するといった方が多いです。

普通車以外の運転免許取得が可能な年齢一覧

上述したように、普通車に限らず規定年齢を満たしていれば運転免許は取得することが可能です。以下は、高校生の間に取得することのできる運転免許証の一覧になります。今後、運転免許を取りたいと考えている方はチェックしてみてください。

・原動機付自転車:16歳以上
・小型特殊自動車:16歳以上
・普通自動二輪:16歳以上
・準中型自動車:18歳以上
・大型自動二輪:18歳以上
・大型特殊自動車(クレーン、ブルドーザーなど):18歳以上
・けん引自動車:18歳以上(※大型、中型、準中型、普通、大型特殊のいずれかの免許を所持している必要あり)

おすすめの免許取得時期と必要な期間

高校生の間に免許を取得したいと検討している方の中には、自動車学校へ入校するタイミングを迷っていたり、どのくらい免許取得までにかかるかわからなかったりと不安に感じている方もいるでしょう。ここからは高校生での免許取得におすすめのタイミングや取得までにかかるおおよその必要な期間について解説していきます。

入校は17歳でも可能

普通自動車の免許取得は18歳以上と規定されていますが、自動車学校への入校自体は17歳時点からできます。免許取得に向けて教習にかかる時間を逆算して、17歳の少し早い段階から入校しておけば、それだけ早い免許取得につながります。ただし、17歳になったからといって誰でも入校できるわけではありません。
正確には自動車学校における第一段階終了までであれば17歳でも大丈夫です。年齢を考慮しなければならないのは、免許が発行される段階、つまり第一段階の修了検定である「仮免許証」の取得タイミングになります。修了検定を受検するには、18歳である必要がありますから、第一段階に要する期間をおおよそ2週間〜1ヶ月ほどと想定して自動車学校に入校することをおすすめします。自動車学校によっては、17歳の入校タイミングが規定によって決められている場合もありますから、通いたい自動車学校にあらかじめ確認しておきましょう。

免許取得に必要な期間

免許を取得するには通学免許の場合、早い人で2ヶ月、遅い人でも半年ほどで取得するケースが多いです。高校生が初めて免許を取得するには、①第一段階(所内教習)、②修了検定(仮免)、③第二段階(路上教習)、④卒業検定、⑤免許センターでの試験と多くの段階を踏まなければなりません。各段階の試験を一度で合格できなかったり、技能教習の予約が思うように取れなかったりすれば、想定よりも教習が進まず短期間での取得は難しくなります。
スケジュールに支障がなければ比較的他の生徒が少なく教習の予約が取りやすい閑散期を狙って入校する方が自分のスケジュール通りに教習を進めやすいです。

学校のない長期休みがおすすめ

高校生であれば上述した通り自身の年齢も入校時期を検討する上で重要になってきます。誕生日が一年の前半にある方には、夏休みごろに入校して長期休みを利用して一気に教習を進めてしまうのも良いかもしれません。また、誕生日が一年の後半にある方は10〜1月前半あたりでの免許取得をおすすめします。秋から1月中旬までの期間は、大学生の授業期間と被るため自動車学校の閑散期にあたります。就職や進学先が推薦ですでに決まっていて、比較的スケジュールに融通がきくのであれば、教習の空きを確認しながらスムーズに自動車学校に通える可能性が高いです。

高校生が運転免許を取得する時の注意点

高校生で運転免許を取得する際には、いくつかの注意点があります。入校後に無用なトラブルを避けるためにも、事前に確認しておきましょう。

学校が許可を出しているか確認する

免許を取得できる年齢になっていたとしても、高校によっては校則で運転免許に関して記載がなされている場合があります。「高校3年時の〜月以降」や「進路決定後」など、条件付きで運転免許の取得を許可している学校も多くあるため、卒業前に自動車学校に通おうか考えている方は事前に学校の先生に相談しておくと安心です。

また、仮に自動車学校に通うことが許可されたとしても学校生活が優先なのは言うまでもありません。学業や学校行事に支障のない範囲で教習を受講しましょう。

教習の予約が取れない場合もある

自動車学校における自動車運転技術を身につける「技能教習」を受講するには、予約が必須です。通う自動車学校の教官の数や規模感にもよりますが、教習を担当できる教官の数に対して教習を申し込む生徒の人数が多ければ多いほど、教習の予約は取りづらくなります。入校前に立てていた免許取得までにかかる期間も、教習を受講できなければ進みません。

卒業後に就職や進学で地元から離れる場合は、余裕を持って免許を取得できるようにスケジュールを立てましょう。

まとめ

今回は、高校生での運転免許取得について解説しました。高校生であっても年齢や校則に問題がなければ運転免許を取得することは可能です。しかし、学業や学校生活が最優先ですので先生に相談しながら免許取得に向けて教習を受講することをおすすめします。
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