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#45「自動車学校の効果測定とは?合格するためのポイントをご紹介」

自動車学校では仮免取得前と卒業検定前の二回、「効果測定」と呼ばれる学科テストがあります。効果測定に落ちてしまうと検定(技能試験)を受験することができないため、とても重要なテストです。この効果測定に合格するためには、基本的な交通ルールの理解だけでなく、問題の傾向や出題ポイントを把握することがカギとなります。

この記事では、効果測定の内容と合格するための具体的な対策について詳しく解説します。

効果測定とは

効果測定とは、自動車学校で学んだ交通法規や自動車の運転に関する知識を学科試験前に確認するためのテストで、第一段階(仮免許試験前)に一回、第二段階(卒業検定前)に一回の合計二回実施されます。効果測定は学科試験の模擬試験のような側面があり、学科試験では効果測定と同じぐらいの難易度の問題が出題される傾向にあります。効果測定の合格ラインを下回った場合、再受験する必要があるため、ただの模試と考えず、しっかりと勉強した上で受験するようにしましょう。

効果測定の目的

効果測定の主な目的は、これまで学んできた自動車の安全運転に必要な知識を再確認するためです。 他にも効果測定の後に控える学科試験では似た問題が出題されるため、試験の傾向や対策を立てやすくなるというのが効果測定の主な目的です。効果測定を受けることで、交通ルールの再確認や学科試験への対策となります。さらに合格することによって運転や試験に自信をつけることができます。

効果測定の回数

多くの自動車学校では、第一段階の仮免許取得前に1回、第二段階の卒業検定前にもう1回と計2回の効果測定が行われています。効果測定の合格ラインに到達しなかった受講生は、再度合格ラインに達するまで効果測定を再受験する必要があります。

効果測定の内容と形式

効果測定は、学科試験形式で行われます。 第一段階(仮免前)の効果測定では、道路標識に関する問題や基礎的な交通ルールの問題が出題され、問題の形式は〇✕方式です。また、特に注意しなければならないのは、「ひっかけ問題」と呼ばれる問題が数多く出題される点です。ひっかけ問題に対策するためには、過去問から出題の傾向を知っておく必要があります。

第二段階(卒業検定前)の効果測定では第一段階の効果測定の時より出題数が多くなります。効果測定では基本的にその後の学科試験と似通った問題が出題されます。多くの自動車学校では第二段階の効果測定では○×方式に加えイラスト形式の問題が出題されるようになります。

効果測定にはどんな問題が出るのか
効果測定にはどのような問題が出るのでしょうか。いくつか例題を確認してみましょう。

・例題①:制動距離は、運転者が危険を感じてからブレーキを踏み、車が停止するまでの距離をいう。(答え:✕ 制動距離とは、ブレーキが利き始めてから車が停止するまでの距離のことです)

・例題②:自動車の右側に3.5メートル以上の余地がない道路で、荷物を積むため車のそばで運転者が指図しながら10分間車を止めた。(答え:〇)

・例題③:事業用自動車のほか自家用の大型自動車、普通貨物自動車(660cc以下のものを除く)は、一日一回運行前に日常点検をしなければならない。(答え:〇)

 

効果測定に合格するための勉強方法

効果測定は基本的に教科書や問題集などを活用して基礎をしっかり固めておく必要があります。ほとんどの場合は教科書と講義の内容がそのまま出題されるため、不安を感じたりわからなかったりするところは、早めに指導員に質問しましょう。

効果測定の合格ライン

効果測定は9割以上得点することが合格ラインとされています。 一段階目と二段階目では問題数が違い、二段階目では問題の範囲が広く試験時間も一段階目に比べて長くなっています。合格ラインを超えるために、確実に90点以上を取る必要があるため事前の準備と対策が大切です。

効果測定の問題の内容

効果測定では基本的な交通ルールや標識の意味に関する問題など、路上を安全運転する上で知っておかなければならない交通規則が出題されます。 他にも運転の基本知識や安全運転に関する問題など、運転技能に関わる問題ついても出題されます。 自動車学校で学んだ内容を総合的に問う問題が多いため、しっかりと復習して試験に臨みましょう。

 

効果測定で注意すべきポイント

効果測定を受ける上で注意するポイントを解説していきます。まず問題文をしっかりと読み、設問の意図を正確に理解することが大切です。効果測定の合格点は90%以上となるため、あまり多くの問題を間違うことはできません。ケアレスミスを避けるために慎重に回答しましょう。 最後に試験中の時間配分にも気を付けましょう。

出題パターンに注意する

有名な話ですが、自動車免許を取得するために受けるテストでは非常にひっかけ問題が多く出題されます。そのため、言葉の意味を考えてあらゆる状況を想像して回答することが重要です。基本的には問題文が指す意味を正確に理解し、それが学習内容と一致するかどうか判断することが重要です。事前に過去問や教材を読み込み、典型的な引っかけ問題のパターンを把握しておきましょう。

復習を欠かさない

効果測定の問題は、全て教習中に学んだ箇所から出題されます。つまり教科書をしっかり読んで復習を欠かさなければ問題なく回答ができるでしょう。学科教習が終わったら、その都度、学んだ内容を復習することが重要です。 そして、効果測定の前には過去問や練習問題を解いてみて、ご自身がミスしやすい問題を重点的に復習するようにしましょう。 ノートやタブレットを活用して、重要なポイントを整理することも効果的です。

 

効果測定に落ちた場合

効果測定に落ちてしまった場合でも、決して落ち込む必要はありません。効果測定は何度も受験することが可能ですので、まずは気持ちをリセットし、次の挑戦に向けて準備をしましょう。

失敗を恐れず、再挑戦することが大切です。一度の失敗で諦めるのではなく、成功への一歩と捉え、前向きに次の試験に臨むことが重要です。

効果測定で基準の点数に到達できなかった場合は、どこで間違えたのかを分析し、次に活かしましょう。原因をしっかりと分析することが、次の試験で合格するためのカギです。どの部分で間違えたのか、理解が不足している点はどこかを冷静に見極めましょう。

また、友人や指導員に相談してアドバイスをもらうのも手です。自分一人での勉強に限界を感じる場合は、遠慮せず相談するようにしましょう。東山自動車学校では、効果的な学習方法や、試験におけるポイントもお伝えしております。ぜひお気軽にご相談ください。

再受験までにすべきことチェックリスト
効果測定に不合格だった場合、再受験までに以下の点をチェックし、対策を講じましょう。

・間違えた問題の分析:
どの分野の問題を間違えたのか把握する。(標識・標示、文章問題、イラスト問題など)
なぜ間違えたのかを分析する。(知識不足、勘違い、問題文の読み間違いなど)

・苦手分野の克服:
間違えた問題が多かった分野を中心に、教科書や問題集で確認する。
わからない点は指導員に質問して理解を深める。

・問題演習:
間違えた問題だけでなく、類似問題や関連問題も解く。
繰り返し問題を解くことで、知識の定着を図る。

・時間配分の確認:
試験時間内に、全ての問題を解き終えられるか確認する。
本番同様に時間配分を意識して問題を解く練習をする。

・体調管理:
十分に睡眠を取り、万全の体調で試験に臨む。

効果測定で高得点を取るための具体的な対策
効果測定で高得点を取るためには、出題傾向を把握し、計画的に学習を進めることが重要です。単なる暗記ではなく、理解を深め、しっかりとした知識を身につけましょう。

重点分野の攻略(標識・標示、危険予測)
標識・標示は、確実に得点しておきたい分野です。意味を理解し、正確に覚えましょう。実際の道路でどのように使用されているかを確認することも大切です。日常生活の中で意識的に標識を観察することで、より実践的な理解が深まります。

危険予測問題は、イラスト問題として出題され、配点も高めに設定されています。様々な状況を想定し、何が危険なのか、どのように対応すべきかを判断できるように訓練しましょう。教科書やビデオ教材で提示される事例を単に見るだけでなく、自分がその状況に置かれたらどう行動するかを具体的にイメージすることで、実際の運転に活かせる知識が身につきます。

よくある間違いと対策
効果測定でよく見られる間違いには、問題文の読み違いや、似たような状況の混同などがあります。これらを防ぐためには、問題を丁寧に読む習慣をつけることが重要です。特に、「必ず」「絶対に」「常に」などの絶対的な表現や、「原則として」「基本的に」などの例外を示唆する表現に注意しましょう。問題文は最後までしっかりと読み、設問の意図を正確に把握しましょう。
また、似たような状況で異なるルールが適用される場合(例:一時停止と徐行の違い)については、それぞれの状況を明確に区別できるよう、繰り返し学習することが大切です。

ひっかけ問題対策
効果測定には、受験者を惑わせるような「ひっかけ問題」が出題されることがあります。

【例】
(問題)黄色の灯火信号に対面する場合、車や路面電車や歩行者は、他の交通に注意して進むことができる。

(答え)✕

(解説)黄色の点滅信号であれば他の交通に注意して進むことができますが、問題文をよく読むと「黄色の灯火信号」であり点滅信号ではないため、「止まれ」ということになります。

このようなひっかけ問題に対応するためには、問題文を注意深く読み、正確な知識に基づいて判断することが重要です。数字やカタカナの名称など、キーワードを見逃さないように、一見正しそうに見える文章でも、細部までよく読みましょう。
過去問題を数多くこなし、典型的なパターンを把握することが有効な対策です。

時間配分のコツ
効果測定では、時間配分も重要です。時間切れで全ての問題を解けなかった、ということがないように、時間配分を意識して問題を解く練習をしましょう。
わからない問題に時間をかけすぎず、後回しにして、解ける問題から確実に解答していくのがポイントです。
効率的な時間配分のコツは、まず全体の問題数と制限時間を確認し、1問あたりの目安時間を設定することです。例えば、50問30分の場合、1問あたり36秒が目安となりますが、それだと解答を見直す時間がなくなってしまいます。従って実際は、1問あたり20~25秒を目安に問題を解くようにしましょう。
実際の効果測定と同じ条件で模擬テストを行い、何度も練習を重ねることで、自分に合った時間配分の感覚をつかむことができるでしょう。

効果測定対策ツールとサポート体制
効果測定対策には様々なツールやサポート体制が用意されています。自動車学校で提供されているものや、スマホアプリなどそれぞれのメリットを活かして対策しましょう。

自動車学校・教習所提供のツール
多くの自動車学校・教習所では、効果測定対策のための教材やツールを提供しています。教科書や問題集だけでなく、オンライン学習システムや模擬試験なども活用して学習しましょう。
実際の効果測定と同じ形式や難易度で作成されており、本番の試験に向けた練習ができます。なぜその解答となるのか詳細な解説をよく読んで理解しましょう。
また、個別指導や質問対応のサポートをしている学校もあります。わからない点や不安な点があれば、積極的に指導員に質問して、学習方法や試験対策のアドバイスをもらいましょう。

外部ツールを活用する
スマートフォンアプリやウェブサイトなど、外部の学習ツールを活用するのも効果的です。
これらの学科試験対策アプリは、隙間時間を利用した学習に便利です。実際の試験と同様の形式で問題が出題され、解説も充実しています。

効果測定と運転技術の関係性
効果測定は単なるペーパーテストではありません。学科教習で学ぶ知識は、技能教習はもちろん、最終的には実際の運転に直結する重要なものです。

学科試験の知識が技能教習・実技試験にどう活きるか
効果測定で学ぶ学科知識は、単に試験に合格するためだけのものではなく、実際の運転技術と密接に関連しています。標識の意味を理解していなければ、適切な運転をすることができません。例えば、一時停止の標識を見て確実に停止する、制限速度を守る、優先道路での適切な行動を取るなど、学科で学んだ知識が直接運転に反映されます。
また、危険予測に関する知識は、事故を未然に防ぐために不可欠です。学科試験で学んだ知識を、技能教習で実践することで、安全運転の基礎を身につけることができます。

効果測定が安全運転に役立つ理由
効果測定は、運転に必要な知識を体系的に学ぶ良い機会といえるでしょう。標識の意味やイラスト問題の内容は、実際の運転の場面でよく見るケースです。効果測定の学習を通じて、交通ルールやマナー、危険予測の方法などを理解することで、安全運転に対する意識を高めることにつながります。

万全の準備で効果測定に臨みましょう

効果測定は免許取得への学科試験前の重要なステップであり、この試験に合格することは、次の段階へ進むための大きな一歩です。しっかりとした準備と基本的な知識の理解が必要不可欠であることを認識しておきましょう。

また効果測定と学科試験は同様の問題が多いため、効果測定で間違えてしまった点を復習することで、学科試験を万全の体制で受験できるようにもなります。学習機会を上手に活用し、免許取得に一歩近づきましょう!